ラフィノの冨貴塚です。
ラケットのスペックは基本的に…
・ウェイト(制止重量)
・バランス(制止バランス)
・スイングウェイト
この3つで測られます。
私もチューンナップをして、ラケットのスイングウェイトを上げたのですが、
当然、鉛を張っているので、制止重量も上がっています。
しかし、バランスはチューンナップ前とほとんど変わらないのです。
僕の頭の中では…
「制止バランスが重いとスイングウェイトも重くなる」
と思っていました。
しかし、実際はそこがイコールにはならないのです。
スイングウェイトは制止重量と制止バランスの兼ね合いで決まってきます。
そして、スイングウェイトが軽くできない理由…
グリップ部分等に鉛を入れれば、制止バランスは軽くできます。
しかし、スイングウェイトはほとんど軽く出来ません。
グリップを重くしても、結局そこを握って振ってしまうので、
ラケットを振った時の重さに影響しないからです。
スイングウェイトを計測する機械も、
グリップ部を固定し、ヘッドの走り具合を見て重さが決まるので、
ほとんど影響しないわけですね。
冷静に考えてみると、「なるほど~…確かにそうだ…」
と、思ってしまいました。
何となくで理解していたものがはっきりわかると、
どんどんその部分に入り込んでしまうんですよね…
「チューンナップの不思議な世界」って感じです(笑)











